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アダルトチルドレンは良い子症候群

心理学

2025年8月7日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。


今回からの記事は、
「アダルトチルドレン 13の特徴」と題して
シリーズ形式でお伝えします。


あなたは、アダルトチルドレンという
心理学用語を知っていますか?


そして、この言葉を聞いたことがあるなら、
「ひょっとして自分もアダルトチルドレンかも
しれない」と感じたことがありませんか?


同時に、「どうやって見極めればいいんだろう」
と思っているかもしれません。


それなら、この記事はあなたにぴったりです。


そもそも、アダルトチルドレンの定義は何でしょう?


それは、「情緒不安定な親に育てられた結果、
大人になって自分も情緒不安定になってしまった人」です。


そして、自信のなさ、自己犠牲、感情の抑圧、
完璧主義などのパターンに悩まされ続けることになります。


また、残念ながら、これらのパターンが
自然に良くなることはまずありません。


親と距離をとっても、親と死別したとしても、
あなたのパターンとして残り続けるのです。


もしアダルトチルドレンを克服しなければ、
どうなると思いますか? 


50歳になっても、70歳になっても、90歳になっても
今と同じような、生きづらい人生を送ることになります。


そこで、克服するための最初の一歩として
「自分がアダルトチルドレンなのか」を、
あなたに見極めてもらいたいと思っています。


そのために、私はこの記事を書いています。


さて、私自身も、
父から虐待されたことなどが原因で
アダルトチルドレンになりました。


なので、その特徴も、気持ちも、
身をもってよく知っています。


さらに、私の心理学の師匠の1人は
精神科医の斎藤学(さいとう・さとる)先生です。


知っていますか? アダルトチルドレンという概念を、
日本で最初に大々的に広めた第一人者です。


先生の生のカウンセリングを見て、私は学びました。


また、先生が設立した
アライアント国際大学・カリフォルニア臨床心理大学院
日本校の教育研修講座も受講しています。


そして、10年以上前から、
私は起業家に心理学を教える講座を行ってきました。


延べ1,000人以上の臨床経験があるため、
この分野について、
あなたにもわかりやすく伝える自信があります。


私から学んだ起業家はメンタル改善に成功し、
生きづらい人生を変えてきました。


今回の記事は、起業家はもちろん、
単に自分のメンタル改善に興味がある方にも
必ず役に立つはずです。


アダルトチルドレンについて詳しく知りたいなら、
ぜひ最後まで読んでください。

 

 

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『 アダルトチルドレン 13の特徴(第1回目)』
 アダルトチルドレンは良い子症候群

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まず、そもそも「アダルトチルドレンって何?」
と思っているかもしれません。


いろいろな言い方がありますが、
簡単にいうと「良い子症候群」です。


要は、良い子が発症してしまう心の病です。


「どういうこと?」と感じると思うので、
これからアダルトチルドレンの原因7つを
解説していきます。


アダルトチルドレンになる原因は多くの場合、
親にあるとされています。


心当たり、あります?


ですので、
「もしかして、私もアダルトチルドレンかもしれない」
と感じているなら、最初に原因を知ってください。


なぜなら、原因が当てはまった場合、
ほぼアダルトチルドレンになるからです。


【原因1.親がアルコール中毒】


あなたは、アダルトチルドレンという概念が、
いつ生まれたのか知っていますか? 


もとをたどると、
1970年代のアメリカで提唱されています。


最初にわかったのは、親がアルコール中毒だと、
その子供のメンタルが弱くなるということでした。


どうしてそうなるか、わかりますか?


アルコールをたくさん飲むと
理性というストッパーが弱くなりますよね?


私の父も酒乱気味だったのでわかりますが、
アルコール中毒の親は子供に対しても
感情を抑えきれず、そのままぶつけてしまいます。


たとえば、「子供が学校の宿題をしていない」
という程度のことで激怒して、大声を出したり、
手を上げたりするんです。


すると、子供は怖くて、ビクッとしちゃうんですよね。


その結果、子供は「良い子」になろうとします。


「これからは学校の勉強をしっかりしなきゃいけない」
と考えるのです。


そうしないと怒られるからです。


もしかしたら、子供にとっては、
学校の勉強をするよりも、
パパやママと遊んでほしかったのかもしれません。


子供なので、そんな感情を持っていても
しかたありませんよね?


でも、その甘えたい感情を押し殺して、
親の目を気にしながら「良い子」として
生きるようになります。


アルコール中毒の親はいつも酔っていて、
日常的に理性のストッパーが弱いのです。


すると、子供が親の感情をケアすることになります。


そのため、子供が優等生になったり、
親の怒りを引き受けたりすることになるんです。


可哀想でしょ?


これが続くと、「良い子」の思考パターンが
徹底的に刷り込まれてしまいます。


すると、大人になっても同じように、
周りの目を気にしながら我慢して生きるようになります。


「アダルトチルドレンは良い子症候群」という意味、
わかりましたか?


このように、親がアルコール中毒だと、
子供のメンタルが弱くなります。


これがアダルトチルドレンという概念が
発見されたきっかけです。


ですが、「親がアルコール中毒でなくても、
子供のメンタルが弱くなる」という事例が
段々と見つかってきました。


【原因2.虐待】


たとえば、親が虐待すると
子供のメンタルは弱くなります。


まず、虐待ってどんな種類があるかわかりますか?


子供に対して、殴るなどの身体的虐待、
脅しなどの精神的虐待などです。


あるいは、食事を与えないなどのネグレクト
(育児放棄)なども該当します。


こういった虐待を受けると、
子供は大きなショックを受けます。


当然ですよね?


そして、親の機嫌が悪くならないように、
自分が怒りの矛先にならないように、
「良い子」になろうとするわけです。


そして、自信がなくなり、
ビクビクと他人の目を気にする性格になります。


私は父から虐待を受けていたので、
まさにこのケースでした。


【原因3.DV】


あとは、アダルトチルドレンの原因に
なりやすいのはDVです。


DVって知ってますよね?


ドメスティック・バイオレンス(家庭内暴力)
の略です。


虐待との違いはわかりますか?


虐待は親から子供に対する暴力でしたが、
対してDVは配偶者に対する暴力のことです。


たとえば、殴るなどの肉体的暴力、
バカにするなどの精神的暴力です。


ほかにも、生活費を出さないなどの経済的暴力、
性行為を強要するなどの性的暴力もこれにあたります。


子供の頃、私の父も、
母に対してたまにDVをしていました。


子供がDVを見て、どう感じるのか想像できますか?


子供って、特に小さければ小さいほど、
パパとママのことが大好きなんですよね。


なので、パパやママが暴力を受けていると、
子供はものすごく大きなショックを受けます。


すると、子供はこのように感じるのです。


「大好きなパパやママが暴力を受けるのは辛い」と。


当然ですよね? その結果、
両親の感情のケアを子供がおこなうようになります。


たとえば、
「自分がこの場をなごませなければいけない」
と考えて、おどけたピエロ役を演じるなどするのです。


これは、アダルトチルドレンでよく見られる
「親子逆転」の状態です。


本来、親の感情は親が自分でケアするべきなのに、
子供が親の感情をケアしている状態です。


【原因4.過保護や過干渉】


また、虐待やDVまでいかなくても、
親の過保護や過干渉も原因になりやすいです。


「過保護や過干渉って、そこまで悪いの?」
とあなたは思うかもしれません。


なので、事例を挙げて説明しましょう。


たとえば、私の母は高校のとき、
祖母から進路を決められてしまったと言っていました。


母は本当は大学に行きたかったそうなのですが、
祖母が大学に行かせないようにしたのです。


典型的な過干渉です。


どうやって、
大学に行かせないようにしたと思いますか?


祖母は母に対して「大学に行くな!」と
家の中だけでなく、近所でも叫びまくったのです。


それを見た母は、良い子でいようとして、
祖母が敷いたレールを進むことにしました。


つまり、自分の気持ちを抑圧して、
大学進学を諦めたのです。


ちょっと、ひどいですよね?


これ以外でも、祖母からの過保護・過干渉は、
母が生まれたときからずーっと繰り返されていました。


その結果、母は祖母の期待に
応えるようになってしまったのです。


わかりましたか?


過保護や過干渉とは、弱い虐待です。


親のいうことを
「強制的に」聞かせるための手段が虐待です。


過保護や過干渉は、親のいうことを
「半強制的に」聞かせるための手段なのです。


過保護や過干渉を経験した、
心理学に詳しくないアダルトチルドレンが、
次のような疑問を持っていることがよくあります。


「私は子供のときに虐待やDVはなかったんだけど、
なんで私はアダルトチルドレンなってしまったんだろう?」と。


しかし、私のようなプロからすると、
過保護や過干渉があれば、
子供がアダルトチルドレンになるのは
当然だよねと考えます。


【原因5.親の共感性が低い】


次に挙げる原因は、親の共感性が低いことです。


なぜ、これがアダルトチルドレンの原因になるか、
あなたにはわかりますか?


たとえば、子供がミスをしたときに、
「なんでミスをしたんだ!」と怒られるような場合です。


私が学校に遅刻したとき、
私の父はよく私のことを怒っていました。


ここで、考えてみてください。


普通の親なら、「ミスをして悲しかったね」と、
子供をよしよしと慰める場面ですよね?


でも、共感性が低い親は、突き放すのです。


本来、子供は、親とのコミュニケーションを通して、
自分の感情を表現する方法を学びます。


しかし、自分の感情を
親からあまり受け入れてもらえていないと、
自分の感情を表現するのが苦手になります。


したがって、大人になっても
感情を抑圧しやすくなります。


これも「良い子症候群」ですね。


その結果、「私は何がしたいのかわからない」とか、
「やりたいことがない」と感じやすいのです。


もしかして、あなたもあてはまりませんか?


【原因6.親が子供に謝罪しない】


あとは、親が子供に謝罪をしないことも 、
アダルトチルドレンの原因の一つです。


「そんなことで?」と思うかもしれませんが、
これが原因になっているケースも多いんです。


親ももちろん人間なので、
子供との接し方で間違うことがあります。


ちなみに、私の父は、
「謝ったら死ぬ病」でした(笑)。


子供も小学生くらいの年頃になれば、
善悪の感覚が少しずつ身についてきますよね?


「何が正しくて、何が間違っているのか」が
なんとなくわかるようになってきます。


それなのに、親が間違ったときに謝らないと、
子供はどう感じると思いますか?


子どもは、「もしかしたら、自分の感じていることが
間違っているのかもしれない」と感じてしまうのです。


典型的な「良い子症候群」です。


これが続くと、最終的にどうなると思いますか?


大人になっても自分の善悪観を信じられなくなり、
常に他人の意見や評価に振り回される人生になります。


さらに、「私は間違っているかもしれない……」と、
慢性的な不安に襲われることになります。


【原因7.親子間の境界線があいまい】


他には、親子間での境界線が
はっきりしていないことも、
アダルトチルドレンの原因になります。


「境界線って何?」と思ったかもしれません。


心理学用語なので覚える必要はありませんが、
「人間関係のテリトリー」みたいな意味です。


バウンダリーとも呼ばれます。


たとえば、夫婦間でケンカが起きたとします。


夫婦ゲンカは本来、
夫婦間で解決するべき問題ですよね?


なので、子供に関わらせてはいけません。


つまり、夫婦のテリトリーの中の問題です。


しかし、夫婦ゲンカがあったときに、
そのストレスを子供を使って
解消しようとする親がいるのです。


たとえば母親が子供にこう言うケースです。


「パパはこんなことをしたから、パパのほうが
悪いよね? あなたはママの味方だよね?」と。


あなたが子供のときに、
こんなことを親に言われたことはないですか?


すると、本来は夫婦間で解決するべき問題を、
子供も負わされることになります。


子供の教育上、なぜこれが悪いかわかりますか? 


そういう子供は将来、
境界線(テリトリー)があいまいな大人になるからです。


すると、過剰に他人に依存したり、
依存されたりするようになります。


たとえば、ホストにはまる風俗嬢とか、
ブラック企業でこき使われて燃え尽きる人とかです。


やばいでしょ?


あるいは、自分の境界線を過剰に守ろうとして、
孤独になる場合もあります。私はこのパターンでした。


この境界線については、
話し始めると非常に長くなってしまいます。


なので、この辺りにしておきますね。


以上が7つの原因です。

 

DVや虐待がない、一見すると平和に見える家族でも、
アダルトチルドレンの原因に
なってしまうことがわかりましたよね?


ちなみに、こういった
アダルトチルドレンになりやすい家族のことを、
心理学用語では「機能不全家族」と言います。


文字どおり、「家族が本来持つべき機能が
十分に果たせていない家族」のことです。


さて、ここまで読んで、
あなたはこう感じていませんか? 


「もしかしたら私も
アダルトチルドレンかもしれない」と。


もしそうなら、私からあなたへ
どうしても伝えたいメッセージがあります。


ただ、今回はアダルトチルドレンの原因を
解説するだけでかなり長くなってしまったので、
次回お伝えしますね。


=======================


以上、「アダルトチルドレン 13の特徴」の
第1回目でした。


次回も、生きづらさを抱えているあなたにとって
とても大切な内容なので、
ぜひ読んでいただければと思います。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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