
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回から、「男磨きの科学」と題した
全4回のシリーズ形式の記事を書いています。
第1回目では、
やる気が出ない原因は意志の弱さではなく、
男性ホルモンのテストステロン不足かもしれない、
という話をお伝えしました。
もしまだ読んでいない場合は、
ぜひ前回の記事も読んでみてください。
では、テストステロンが不足すると、
なぜ私たちは行動力が落ちてしまうのでしょうか?
逆に、テストステロンが十分にあると、
なぜ挑戦したり、努力を続けたり
しやすくなるのでしょうか?
第2回目では、その答えとなる「脳の仕組み」
について解説します。
さらに、ちまたにあふれている
テストステロンを増やすための情報の多くが、
科学的根拠に乏しく、
実際には効果がない理由もお伝えします。
間違った情報を信じて、
あなたの大切な時間やお金を無駄にしないためにも、
ぜひ最後まで読んでみてください。
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『 男磨きの科学(第2回目)』
努力を快感に変える脳の仕組み
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では、まず「テストステロンとは何なのか」
ということからお伝えしていきます。
あなたはテストステロンに対して
こう思っていませんか?
「ああ、性欲のホルモンでしょ?」
「筋肉を増やすやつでしょ?」と。
もちろん、正解です。
でも、それだけだと思っていたら、
かなりもったいないです。
じつは、テストステロンには、
もっと大きなメリットがあるからです。
ここで、第1回目でお伝えした
スタンフォード大学のヒューバーマン博士の言葉を
思い出してください。
「テストステロンは、男女どちらでも、
努力を気持ちよくする効果がある」と。
これ、よく考えるとすごい話じゃないですか?
だって、筋トレや勉強って、
普通はクソめんどくさいものですよね。
なのに、なぜホルモン1つで、
それが「快感」に変わるのでしょうか。
わかると簡単なので、説明しますね。
カギを握っているのは、
脳の中にある「扁桃体」という部分です。
ここは、恐怖や不安を感じる場所で、
いわば「ビビりセンサー」
みたいなものだと思ってください。
私たちが何かを始めようとすると、
この扁桃体がブレーキをかけます。
「失敗したらどうしよう」とか、
「めんどくさいから後でやろう」と。
ヒューバーマン博士は、こう言っています。
「テストステロンは、この扁桃体に直接働きかけて、
不安のハードルを下げる」と。
つまり、こういうことです。
テストステロンが不足すると、
ビビりセンサーが過敏になります。
ちょっとしたことでも「怖いから無理!」
と感じて、動けなくなります。
逆に、テストステロンが十分にあると、
このセンサーが落ち着きます。
「ちょっと不安だけど、やってみるか」と、
自然に一歩が踏み出せるようになるんです。
私が言いたいこと、わかりますか?
あなたが行動できないのは、
能力不足でも根性不足でもなく、ビビりセンサーが
効きすぎているだけかもしれないんです。
しかも、面白いのはここからです。
テストステロンが高まると、
自分を追い込むことすら楽しくなってくるんです。
これ、ちょっと怪しく聞こえるかもしれませんが、
マジです。
だって、キツい筋トレを続けているマッチョって、
多いじゃないですか?
なぜ続けられるんでしょうか?
もちろん意思の力もあります。
でも、それだけではありません。
テストステロンが、
努力の「痛み」を「快感」に変換してしまうからです。
誤解を恐れずに言えば、
テストステロンで「成長マゾ」になれるんです。
「この痛み、筋肉に効いてるぜ!」と。
これが、「テストステロンは、
努力を気持ちよく感じさせる」の意味です。
つまり、努力できる人は、
根性で無理やり頑張っているわけではないんです。
努力をしている最中、「この痛み、効いてるぜ!」と、
ある種の気持ちよさを感じているんです。
余談ですが、こういう男性はめちゃくちゃモテます。
テストステロンが高い男性は、
顔がいいからモテるわけじゃないんです。
ケンブリッジ大学の研究では、
テストステロンが高めるのは、
顔の魅力ではなく「主導権を取りそうな雰囲気」
だと報告されています。
・堂々と話す
・挑戦をためらわない
・自信を持って行動する
こういった姿勢が、結果として
異性を引きつけるんです。
つまり、テストステロンが増えると
やる気が出て、自信がつく。
その結果、行動量が増えるから、
自然とモテやすくなる。
これが、テストステロンの効果なんです。
ここまで読んで、
センスのあるあなたはこう思ったはずです。
「じゃあ、テストステロンを増やせば
いいんでしょ? もうわかったよ」と。
そのとおりです。
そしてネットで検索すれば、
テストステロンを増やす方法なんて山ほど出てきます。
でも、ちょっと待ってください。
あなたは、
その方法を試しましたか?
そして、本当に効果を感じましたか?
たぶん、思ったほどの変化を
感じなかったですよね。
だって、今こうして、
このメールを読んでいるわけですから。
別に責めているわけじゃないんです。
むしろ逆で、効かなくて当たり前だった、
という話をさせてください。
なぜなら、多くの場合、
科学論文を全然読んでいない人たちが
情報発信しているからです。
あの人たちは、
雰囲気で発信をやっているんです。
例を挙げましょう。
まず、サプリメントです。
「テストステロンが上がる」とうたう、
亜鉛などのブースター系のサプリ。
あなたも、飲んだことがありませんか?
もしあるなら、何も効果なかったでしょ?
じつは、それでテストステロンが増えるという
科学的根拠はありません。
サプリでテストステロンを増やそうとした研究を
調べたレビューがあります。
結論は、予想通りでした。
こうしたサプリで、
テストステロンが上がったという証拠は
ほとんど見つからなかったんです。
つまり、栄養を補うことはできるけれど、
飲むだけでテストステロンが増えるわけではない。
別の例も挙げましょう。
冷たいシャワーです。
「冷水を浴びると、
テストステロンが増える」
これも、聞いたことがありませんか?
意識の高い系の人たちが、
わざわざ冷水シャワーを浴びていたりしますよね。
でも、これもいまのところ、
それを裏付けるデータはないんです。
寒い中、震えながら浴びていたあれは、
いったい何だったのか(笑)
これじゃあ成長マゾじゃなくて、ただのマゾです。
だから、大事なことを言います。
こういう「科学的根拠のない方法」を、
いくら実践してもテストステロンは増えません。
日光浴や鼻呼吸をするとテストステロンが増える、
みたいな情報も眉唾です。
科学的根拠はありません。
これは数千本の科学論文を解説してきた
私だからこそ断言できます。
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以上、「男磨きの科学」の第2回目でした。
ここまで読んで、あなたはこう思ったかもしれません。
「じゃあ、テストステロンは
いったい何をすれば増えるの?」と。
次回は、科学的に効果が証明されている
テストステロンを増やす方法を
効果の高い順に4つご紹介します。
ぜひ楽しみにしていてください。




















