こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。
私は今まで、色々なセミナーの参加者を見てきましたが、
「結果が出ない人の共通点」はいくつかあります。
その共通点の１つは、結果が出ない人ほど、
何かを学んだときや、何かを教えてもらったときに、
「参考にします」
と言うクセ（口グセ）があることです。
私は、「参考にします」という口グセを聞くたびに、
「ああ、この人は結果が出ないかも……」と思います。
簡単に説明しますね。
これはたしか……『金持ち父さん 貧乏父さん』の著者、
ロバート・キヨサキの言葉だったと記憶していますが、
かなり「過激」な言葉をご紹介しましょう。
そのロバート・キヨサキの言葉とは……
「あなたに、ビジネスのセンスがないのは明白だ！
なぜなら、多くのビジネスの天才たちは、ビル・ゲイツにしても、スティーブ・ジョブズにしても、20代のうちに億万長者になっているからだ！
もし今、あなたが30代になっているのに、億万長者ではないのなら、それはあなたにビジネスのセンスがないことを意味している！」
という言葉です。
※記憶をたどって書いているので、正確ではないですが、
こんなことを英語で話していた記憶があります。
さすが、厳しい性格のロバート・キヨサキだけあります。
ちなみに、ロバート・キヨサキは、本では違いますが、
セミナーでは発言が相当に「過激」です。
少人数の高額セミナーでは、彼は、
遅刻をした参加者からお金を取ることさえあります。
「成功するには、自分を律することが大切だ。
時間も守れない奴が、成功できるわけがない！」
という理由で。
さすがは元軍人ですね。（苦笑）
さてさて、
「あなたに、ビジネスのセンスがないのは明白だ！」
と言われたとき、当時の私は少しカチンと来ましたが、
同時に言い得て妙な言葉だとも思いました。
たしかに、ビジネスで巨万の富を得る人というのは
20代で億万長者になっている方が多いです。
日本なら、ソフトバンクの孫正義さんもそうですよね。
……ということを考えたとき、
そのロバート・キヨサキの言葉を
認めざるを得なかったのです。
「私には、ビジネスのセンスがありません」と。
そして、最初の話に戻ります。
なぜ、何かを学んだときや、何かを教えてもらったときに、
「参考にします」と言う人は結果が出ないのか、
その理由とは……
それは、私を含めて、世の中のほとんどの人には
ビジネスのセンスがないにも関わらず、
「教えてもらったことを自分自身のセンスで
判断しようとしているから」
ですね。
「参考にします」と言うということは、
「教えて頂いたことをなぞるように実践します」ということではなく、
「自分のセンスでも判断したいです」という意味ですよね。
ですが、自分自身がビジネスで結果を出していないなら、
ビジネスで結果を出している人の話を
素直に実践した方がうまくいく確率が高いわけです。
これはビジネスに限らず、どんな分野でも同じです。
恋愛でも、ダイエットでも、英語でも、
望むような結果を出していないのであれば
「自分には、センスがありません」
と素直に認めてしまった方が結果が出るようになりますよ。
私自身、今でもエゴを入れてしまって、
自分のセンスで判断するときがあるので、
このことは、いつも気をつけています。
ああ、私も、もっともっと素直になりたいです。
