
こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今回は、『1日で人生を立て直す目標設定』の
第2回目です。
第1回目では、「目標を紙に書けば成功する」
という話が、実は根拠のない作り話だったことを
お伝えしました。
ですが、間違って教えられているのは、
それだけではありません。
第2回目では、さらに2つの間違いについて
お伝えします。
良かれと思ってやっていたことが、
実は行動を止めていたことがわかるので、
ぜひ最後まで読んでみてください。
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『1日で人生を立て直す目標設定(第2回目)』
目標を具体的にしてはいけない
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「じゃあ、具体的にどんな目標設定が
間違っているの?」
あなたは、そう思うかもしれません。
その間違いの一つが、
「目標は具体的にしろ」というものです。
これ、あなたも聞いたことはありませんか?
目標は具体的に、数字を入れて、期限を決めて書け。
そう言っている人が、
世の中にはかなりたくさんいます。
もしかしたら、
あなたの職場や友人にもいるかもしれません。
ですが、この教えに科学的根拠がないことを、
あなたは知っていますか?
もし知らないなら、あなたは、
「目標を具体的にしたのに行動できない」
と悩んでいるかもしれません。
そして、行動できない自分を自己否定して
いないでしょうか。
そうなると残るのは、
「自分は目標を達成できない。行動できない」
という無力感だけです。
さて、あなたは「SMARTの法則」という
目標設定の方法を聞いたことはないでしょうか。
目標設定で重要だとされる
5つの頭文字を取ったものです。
【S:具体的(Specific)】
誰が読んでもわかる明確な内容にする。
【M:計測可能(Measurable)】
達成したかが数字でわかる。
【A:達成可能性(Achievable)】
実現できる。
【R:関連性(Relevant)】
自分のより上位の目標と関連している。
【T:期限(Time-bound)】
いつまでにやるかが明確なこと。
この5つを全部言えるのは、
研修講師くらいだと思いますよw
こんなの覚えられないですよね。
でも、これ、
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
では、大事な質問です。
このSMARTの法則には、
科学的な根拠があると思いますか?
そこで紹介したいのがサザンクロス大学の研究です。
ご参考:
サザンクロス大学が147件の文献を集めて調べた、SMARTの検証
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35094640/
この研究では、SMARTについて扱った
147件もの文献を集めて調べました。
その結果、SMARTという枠組みが
科学的な理論に基づいて作られたものではないと
指摘しています。
つまり、この法則には
根拠がなかったということです。
ということは、ただの語呂合わせなんですよw
これを聞いて腹が立ちませんか?
こんなクソみたいな目標設定の方法を、
自信たっぷりに伝えている人がいるんです。
そのせいで、人生がうまくいかない人が
たくさんいるということなんですよ。
じゃあ、科学的な目標設定の方法とは、
どんなものかわかりますか?
それは、具体的な目標を設定しないことなんです。
「え、マジで?」って思いますよね。
そこで紹介したいのが、
ユタ大学の実験です。
ご参考:
ユタ大学の、目標を幅で伝えた場合と
ぴったりの数字で伝えた場合を比べた実験
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/21515738/
この実験では、
ぴったり1つの数字で目標を伝えた場合と、
幅を持たせて伝えた場合を比べました。
どちらが良い結果になるのかを試したんです。
すると、幅を持たせて目標を伝えたほうが、
良い結果につながるケースが多かったんです。
そう、目標は具体的であればあるほどいい、
とは限らないんです。
これはいろいろな実験で同じような結果が出ています。
たとえば、頭の鋭さとか、握力の実験とか、
ダイエットの実験とかです。
ただ、正確に言っておくと、この実験は
他人から目標を幅で伝えられたときの話です。
自分で自分の目標に幅を持たせたら
どうなるのかを調べた実験ではありません。
こうやってちゃんと実験のデザインを紹介する。
これが、疑似科学ではなく、
論文解説系のユーチューブチャンネルを運営している
私の矜持(きょうじ)です。
なので、ここからは私の提案です。
目標を具体的に立てるのをやめませんか?
代わりに幅を持たせます。
たとえば、3か月後に
体重を何kgから何kgの範囲内に収める、
といった感じですね。
そして、目標設定について、
多くの人が勘違いをしていることがもう一つあります。
それはイメージングです。
目標が達成できたときの状況を、
ありありと思い浮かべるというものですね。
あなたも本や動画で聞いたことはないでしょうか。
目標を達成したときの自分を思い浮かべて、
そのときの感情を味わえ、と。
これ、本当に効果があると思いますか?
はい、効果があるんです。
ただし、マイナスの効果です。
やればやるほど、
あなたの目標を達成する力が
弱くなることがわかっています。
「えっ、マジで?」と思いますよね。
でも、あなたも経験ありませんか?
目標を達成したときの自分をイメージしたときは、
すごく気分が良かった。
でも、なぜか全然行動できない。
少なくとも私はそういう経験があります。
「なんでイメージングが逆効果なの?」
と思いますよね。
そこで紹介したいのが、
ニューヨーク大学の実験です。
ご参考:
ニューヨーク大学の、ドイツの男子学生83人を
2年後に追跡した実験
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12416922/
この実験では、ドイツの男子学生83人に、
就職についてどんなイメージを持っているのかを
書いてもらいました。
全員が1年以内に卒業予定で、
まだ内定はゼロの人たちです。
そして2年後に追跡調査をして、
そのうち40人から回答をもらいました。
その結果、わかった不都合な真実があります。
自分にポジティブなイメージを持っていた人ほど、
内定の数が少なく、給料も低かったんです。
しかも、そもそも応募した数が少なかった。
40人のうち13人は、内定がゼロでした。
もちろん、良いイメージを持っていた人が全員、
悲惨な結果を迎えるとは限りません。
でも、ポジティブなイメージを持っていた人ほど、
実際の行動量が少なかったのは事実です。
「これって特別な事例なんじゃないの?」
そう思いませんか?
ですが、同じ研究では、
試験を控えた学生についても調べています。
すると、同じような傾向が見られました。
ポジティブなイメージが強かった人ほど、
勉強時間が短く、成績も低かったんです。
さらに、
手術を受けたお年寄りについて調べた研究でも、
ポジティブなイメージが強かった人ほど、
術後の回復が悪い傾向が見られました。
では、なぜこんなことが起きるのでしょうか?
一つの可能性として考えられているのが、
イメージするだけで、脳が目標を達成したような
満足感を得てしまうことです。
実は私も、昔は目標設定時に
イメージングをやっていました。
そのときはすごく満たされた気持ちになって、
やる気が湧いたような感じがしたんです。
でも、それはやる気じゃなかったんですよね。
要は、イメージの中で
目標を達成した満足感だったんです。
そのせいで、行動が全然できなくなってしまいました。
つまり、ポジティブなイメージを思い浮かべたら、
あなたの脳は満足してしまいます。
その結果、「別に目標なんて達成しなくてもいいや」
と思っちゃうんです。
これについても同じく
ニューヨーク大学の研究があります。
ご参考:
ニューヨーク大学の、ポジティブなイメージのあとに
活力が下がることを示した研究
https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S002210311100031X
ここは正確にお伝えしておきますね。
この論文がはっきり示しているのは、
ポジティブなイメージを思い浮かべた人ほど、
そのあと活力が低下した、ということです。
これが、自己啓発業界があなたに
知られたくない真実です。
自己啓発の研修でイメージングをやると、
参加者は気持ちが良くなるんです。
だから満足度は上がります。
けれども、逆に行動量が下がってしまう。
その結果どうなるか。
参加者はますます、
自己啓発を教えているセミナー講師に
依存するようになります。
これ、麻薬の売人と似ていませんか?
短期的な快楽を与えて、
長期的にはお客さんの人生を悪くする。
そうすると、お客さんはさらに依存するようになる。
だから、自己啓発のセミナー講師は依存させるために、
イメージングのワークをやるんです。
こんなことを伝えているのは、
論文を解説している人以外、
ほとんどいないのではないでしょうか?
もちろん、悪いのはあなたではありません。
悪いのは、目標を達成したいと願う人を
カモにしてきた人たちです。
あるいは、目標設定についての論文を読んでいない、
勉強不足のセミナー講師です。
あなたはそういった人に
絡め取られているだけなんですよ。
だからこそ、この連載でこれからお伝えする
科学的根拠のある目標設定法を知れば、
必ず人生が変わります。
だって、目標設定をするだけなら1日でできるんです。
そして、科学的な最新の目標設定法を使えば、
行動できる可能性が高くなります。
その行動をした結果として、
別人になっていく、ということなんです。
さて、幅を持たせた目標を立てても、
それを達成するための習慣が崩れてしまえば
止まってしまいますよね。
私自身、習慣化には未だに苦戦します。
そこで、目標が崩れたときに立て直しまで
一緒に考えてくれるAIツールを作りました。
それが、『習慣化AIコーチ』です。
これを、あなたに無料で
プレゼントすることにしました。
以下のリンクから
私のLINEと友だちになっていただき、
「習慣」と入力してください。
すると、すぐに届くので、
この記事を読み終わったら、
ぜひ一度触ってみてください。
以上、『1日で人生を立て直す目標設定』の
第2回目でした。
次回は、科学的に確かめられている
目標設定の手順をお伝えします。




















