こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。
私の人生の目的は、本質を探求することであり、
知的好奇心に身を任せ、心のおもむくままに
本をむさぼり読むことです。
あるいは、識者と会ったりするのも好きです。
言ってみれば、私のメールマガジンとか、
セミナーというのは、そのアウトプットの場、
ということですね。
最近知った興味深い事実は、
「ポジティブ思考 ＝ 貧乏」ということ。
以前もご紹介した、ニューヨーク大学の
ガブリエル・エッティンゲンという
心理学の教授による実験結果です。
※エッティンゲン博士の本は必読書なので、
まだ読んでいないなら、ぜひ読んでください。
ご参考：これは必読書！！！
さて、エッティンゲン博士は83人の学生調査し、
卒業したあとのキャリアをイメージしてもらいました。
そして、2年後に追跡調査をした結果、
キャリアに対してポジティブなイメージをした学生ほど
給料が低く、貧乏になっていたのです。
もちろん、こういった実験では、
因果関係を完全に証明することはできません。
たとえば、時計の針を2年前に戻し、
今度はネガティブなイメージをしてもらって
2年後の給料を調べることはできないからです。
もしかしたら、自分の給料が低くなりそうだから、
ポジティブなイメージをして現実逃避をした、
という仮説も考えられなくはないのです。
ですが、
エッティンゲン博士の別の研究結果では、
ポジティブ思考ほどダイエットに失敗したり、
モテにくかったり、ケガの回復も遅いことが分かっています。
おそらくですが、給料の場合も同様で、
ポジティブ思考だと給料が低くなると考えて
ほぼ問題ないと思います。
このように、一般には知られていませんが、
「貧乏になる価値観」とか「人生を破滅される考え方」
というのは、これ以外にも数えきれないほどあります。
私の「お金の心理学」でも、
かなりのパターンを網羅しているので、
ぜひ学んでいただきたいと思います。
